燗の美穂

大阪、南船場にある日本酒専門店。 おいしい燗が待ってます。

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いよいよ明日が満月Pub

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7月23日火曜日
満月Pub開催!燗の美穂&ズマッチーノ
18時~26時
お酒
杉本酒店さん
ワインとビール
ワインショップフジマルさん
立食&キャッシュオン
通常営業ではないため予約は受けておりません

満月Pubをはじめられた経緯がフジマルさんのブログにて
書かれております
以下フジマルさんのブログを抜粋いたしました。

『もっともっと色んな想いがあるのですが
とりあえずまとめたものを書いてみました。

お時間あるときにどうぞ。

決して重たいイベントではないので。
念のため。

7月に東北のワイナリーを訪問した際、
実は被災地にも足を運んでいました。

何を持っているわけでも何を手伝うわけでもない自分が
被災地に行っていいものかどうか、訪問する前夜の仙台でも悩んでいました。

神戸の震災を経験している人間として
何か役に立ちたいという気持ちはずっとあったのですが、
チャリティーや寄付をすることでしか気持ちを表すことができないでいました。


震災後、自分たちが大変だったことは何だろう?

その後、自分たちはどうやって復活してきたのだろう?

そんなことをずっと考えながらこの数カ月を過ごしてきました。
でも、当時おバカな大学生だった自分にはわかりませんでした。

東北の震災後、うちの親父と初めて神戸の震災の話をしました。

親父がいうには『救命』がひと段落した後は
その後、どうやって生きていくかが大変だったと言っていました。

当時、大学受験だった私を筆頭に2人の兄弟を抱える藤丸家では
本当に深刻な問題だったのでしょう。
なぜなら、あの阪神高速が倒れていたところが親父の会社でした。
物流の仕事をしている本社・倉庫前があの状態でしたから
会社の存亡がかかっていたのではないかとも思います。


話は訪問前夜に戻ります。

仙台で板垣シェフ(NOTE)のところに行こうとするも満席。
で、急きょ、地元の人が行くようなお寿司屋さんにおひとり様をすることに。

知らない土地のお寿司屋さんなので非常に緊張していたのですが
ご夫婦ともにとっても優しい雰囲気。

常連さんばかりのお店だったのですが
みんな感じの良い方ばかりでした。

隣のおじさんが声を掛けてくれたので
自分が被災地を見に行っていいか悩んでいることを伝えると

『行きなさい。行って大阪に帰ってみんなに伝えて欲しい』と。

後々知ったのですが、
その方はボランティアのみなさんを仕切っている方だったようです。

寿司屋の大将も、帰りに乗ったタクシーの運転手さんも、
みんな同じことを言ってました。

『ぜひ、大阪の友人に東北は死んでいないと伝えて欲しい』と。

その声に押され、やっと決心が着きました。

翌日、ワイナリーを訪問後、沿岸部を訪れました。

あのTVで流れている光景、そのまま、いや、それ以上でした。

神戸の震災とはまた違う惨状でした。

そして、その痛ましい状態が海岸線に沿って延々と続くのです。

これが自然の力。

人間がいかにちっぽけな存在か知らしめるには十分すぎました。

体も心もブルブル震えてしまいました。


私たちは、なぜ忘れてしまったのでしょうか?

神戸の震災の時に想定外とか想定内とか、
自然相手にそんな言葉が通用しないことを思い知らされていたのに。

私たちはなぜ無関心だったのでしょうか?

この世の中に完璧なものなんてないことを知っていたのに、
なぜ、『絶対に安全』なんていう言葉をうのみにして
自分たちのコントロールできないものを造ることに。


人間は浅はかで忘れっぽい生き物なのはわかっています。
全部、覚えているとしんどくなって生きることが嫌になることもあると思います。

でも、人間として生きていくのに
最低限覚えておかないといけないことはあるのではないでしょうか?

知っていたのに何もしなかった人の罪は知らなかった人より重い。

子供たちに安心して生きていくことすら保証してあげれない罪は重い。

では、忘れないために、関心を持ち続けるために、私は何ができるのだろう?

大阪に戻った私はそんなことばかりを考えるようになりました。


そんなときに出会ったのが鎌倉で行われていた満月ワインバーでした。

あるワインバーの店主とお惣菜屋さんの店主がタッグを組み、
2年以上も前から満月の夜だけオープンするワインバーというイベントを行っていました。
今では仙台や盛岡、博多でも開催されていてかなり盛況です。


私は彼らのコンセプトを見たとき、『これだ!』と思ったのです。

満月は月に一度、どこに住んでいても必ずやってくる。

見上げれば皆、同じ月を見てるんだ。

空は繋がっているんだ。


普段はどんなに忘れっぽくても、どんなに無関心でも
満月が来たら一緒に思い出しませんか?

『今、一番考えなくてはならないことを。』

私も毎日を生きていくことだけで精いっぱいです。
24時間考え続けることなんてできないでしょう。

だから、月に一度。
数時間だけでいいんです。

関心を持ち続けましょうよ。

そんな少し立ち止まる場所を提供できないかと思って
羽山料理店さんにお願いしました。


このイベントはチャリティーでもありません。

反~~イベントでもありません。

何かを訴えるイベントではないのです。

大事なことを忘れないための『満月Pub』なんです。

仲の良い友人と、家族と、もしくは大切な人と、
満月Pubにお越しいただければと思います。

大事な人が前にいたら無関心ではいれないはずですから。

もちろんおひとり様も大歓迎です。

目の前の美味しいお酒やお料理を前にすれば、

きっとこれを無くしたくない、と思うはずですから。』
思いを胸に明日は博労町にお越しくださいませ



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Author:燗の美穂
大阪、南船場で日本酒を専門にしているお店です。
喫茶店をリフォームした空間でごゆるりしていただきたいと思います。ぜひゆったり燗を味わってください。

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